プログラム

第T部シンフォニックステージ
第U部ポップスステージ
第V部ドリルステージ

本年度の定期演奏会の曲目を公開しています!

第T部シンフォニックステージ

Dynamica

作曲:Jan Van der Roost
指揮:成瀬文

明るい華やかなファンファーレで始まり、力強い印象を持つこの作品は、1997年に有名アマチュア吹奏楽団であるNEC玉川吹奏楽団の創立40周年記念として委嘱されたものです。タイトルにある「Dynamica」は、NECが電気関連会社であることから、その動的な動き・吹奏楽団の活躍してきたエネルギーをイメージして付けられたそうです。
作曲者であるロースト氏は1990年以降P.スパーク氏やJ.デ・メイ氏らと共に日本の吹奏楽分野で安定した人気を誇っています。現在は出身地であるベルギーの音楽院で教鞭を執る他、日本国内の音楽大学でも客員教授を務めています。吹奏楽分野での知名度が高いように思われていますが、他にも声楽曲や室内楽曲も多く手掛けています。
本日演奏します「ダイナミカ」、祝典的な作品ですが、室内楽的要素も盛り込まれております。止まることなく進み続け、聴衆をワクワクさせる展開を是非ともお楽しみください。


ペルシャの市場にて

作曲:Albert William Ketelbey
指揮:石高裕希


オリエント急行

作曲:Philip Sparke
指揮:石高裕希


第U部ポップスステージ

恋はあせらず

作曲:E.Holland, B.Holland, L.H.Dozier 編曲:金山徹
指揮:伊藤真珠


吹奏楽のための犬夜叉

作曲:和田薫
指揮:岡実莉

 『犬夜叉』の原作は週刊少年サンデーに連載された漫画で、その後はテレビアニメとしても放送されました。その劇中音楽をモチーフに作曲されたのがこの「吹奏楽のための犬夜叉」です。
物語の舞台は戦国時代の日本。そこでは、あらゆる願いを叶えてくれる宝玉・四魂の玉をめぐる争いが続いていました。半妖の犬夜叉と四魂の玉を守る巫女の桔梗。愛し合っていた二人ですが、奈落の罠によって互いを憎み、桔梗は犬夜叉を封印し、自身も四魂の玉とともにこの世を去ります。
それから50年後の世界に、神社の娘である中学生の日暮かごめが現代からタイムスリップして来ます。彼女はそこで犬夜叉と出会い、犬夜叉の封印が解かれます。実はかごめは桔梗の生まれ変わりで、この世から消え去ったはずの四魂の玉は、かごめの体内にあったのです。しかし、悪しき妖怪との戦いの中で四魂の玉は砕け散ってしまいます。犬夜叉とかごめは仲間たちとともに、砕け散った四魂の玉のかけらを探す旅に出ます。
曲は3人の登場人物をテーマにした音楽で構成されています。冒頭の犬夜叉のテーマは、物語のスケールの大きさを表現したような壮大な曲です。この部分のモチーフは曲の中盤以降も様々なアレンジで登場しますので、その変化もお楽しみください。続くかごめのテーマでは、軽やかな伴奏に乗って木管楽器が美しくメロディーを奏でます。奈落のテーマでは、中低音楽器を中心とする金管セクションの重々しいメロディーが、犬夜叉の宿敵である奈落の強大な力を表現します。そして、犬夜叉と奈落の激しい闘いの場面から、曲はクライマックスへと向かいます。
壮大で迫力ある『犬夜叉』の世界を吹奏楽のサウンドでお届けします。ぜひ、物語の場面を思い浮かべながらお楽しみください。


となりのトトロ〜コンサート・バンドのためのセレクション〜

作曲:久石譲 編曲:後藤洋
指揮:金平美咲

『となりのトトロ』は、1988年に公開された、スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画です。
舞台は昭和三十年代の日本。物語は、草壁サツキ・メイの姉妹が、お父さんと一緒にのどかで小さな田舎の村へ引っ越してくる場面から始まります。子どもの時にしか会えないと言われる不思議な生き物、トトロとの交流を描いた胸躍るストーリーに、魅了された方も多いのではないでしょうか。
今夜は、そんな映画を彩る音楽を、メドレーでお届けします。
元気いっぱいに歩く姿を想像して思わず足踏みしたくなる「さんぽ」から始まり、田舎ののどかな田園風景を連想させる「五月の村」、おんぼろの家を探検してまっくろくろすけを見つける時の曲「すすわたり」、家の裏に大きくそびえ立つクスノキと雄大な自然を思わせる「風のとおり道」、軽快なステップとどこか怪しげでわくわくする雰囲気がやみつきになる「ねこバス」、と表情をころころ変えながら曲は進んでいき、最後は皆が思わず口ずさみたくなるお決まりのエンディングテーマ、「となりのトトロ」で幕を閉じます。
これを聞けば、もう一度映画を見返したくなること間違いなしです。

この作品は、忙しく目まぐるしい毎日の中で普段私たちが忘れかけていることを、もう一度思い出させてくれます。今夜は少しだけ、日々の忙しさや大変なことは忘れて、一緒にあの夏の日に戻りませんか。

セミの鳴き声。木々のざわめき。澄んだ川のせせらぎ。氷水で冷やしてかじったキュウリに、お母さんに届けたかったもぎたてのトウモロコシ。
子供の頃の自分に返って、『となりのトトロ』の世界を存分にお楽しみください。



第V部ドリルステージ

Opener Aztec Fire

作曲:Jay Bocook
SDM 佐藤あかり
SGC 佐藤明

オリンピックで何度も作品が演奏されるなど、世界的に有名な作曲・編曲家であるJay Bocook。アメリカのドラムコー大会DCIで10度の優勝を誇るカデッツの編曲者を昨年まで20年以上務め、今年は音楽集団「ブラスト!」の公演「ミュージック・オブ・ディズニー」で編曲を行いました。
ドリルステージの幕開けを飾るのは、彼が今から35年前にオクラホマ大学のマーチングバンドの為に作曲した"Aztec Fire"です。情熱的なラテンテイストのこの曲はこれまで多くのマーチングバンドのオープニングとして演奏されており、日々情熱を持って活動に取り組んできた私たちのオープニングとしてもぴったりの一曲です。
冒頭の力強い曲調とメンツとカラーガードが一体となった隊型変化に始まり、中間部はトランペットの美しいデュエット、そして最後は一気にテンポアップし圧巻のexchangeから迫力のラストへと至ります。燃え盛る火のように熱く激しくも美しいこの一曲、最初から最後まで目を離さずお楽しみ下さい。


Cheer Dance スターラブレイション

作曲:ふるっぺ 編曲:郷間幹男
SDM 平松佳樹

2曲目にお送りするこの曲はポップスバンド「ケラケラ」によって2013年に作られた曲で、明るくキュートな曲調が特徴です。
曲名は「スター」+「LOVE」+「バイブレーション(ドキドキ)」を組み合わせた造語となっており、大人も子供もキラキラ、ドキドキの恋をしようというメッセージが込められています。
今回はそんな「スターラブレイション」を明るく、元気いっぱいのチアリーダーズと共にお送りします!
企画・構成では観ているお客様、そしてステージ上のプレイヤーがとにかく楽しめるように、自然と笑顔になれるようにという目標を立てて曲作りを行いました。
各所に仕掛けを入れ込み、観ていて飽きない一曲となっています。
チアリーダーズと一緒だからこそ出来る演出、いつもとは一味違う吹奏楽団の演奏・演技をお楽しみ頂ければ幸いです。
是非曲に合わせて手拍子を、また心動かされる場面がありましたら惜しみない拍手をお願い致します。


Guard Feature 美女と野獣

編曲:真島俊夫
SDM 大山隼礼
SGC 野々垣彩香

皆さんご存知、ディズニーの「美女と野獣」は、フランスの説話を原作とし、1991年にディズニーによってアニメーション映画化された作品です。今年2017年にはエマ・ワトソン主演で実写化され、話題となりました。
美女と野獣のメドレーは数多くの音楽家によって編曲されていますが、本日お送りするのは全日本吹奏楽団コンクールの課題曲など多くの作品を手がけた作曲家、真島俊夫編曲のメドレーです。壮大な物語の幕開けを予感させる「プロローグ」、広い世界に憧れるベルの生活を歌った「朝の風景」、徐々に恋に落ちていく野獣とベルを描いた「愛の芽生え」、そして作品のテーマソング「美女と野獣」でハッピーエンドを遂げます。
しっとりとした曲調に乗せて表現力たっぷりに舞うカラーガードはもちろん、テーマソング冒頭の美しいトランペットソロ、そして我らがガードチーフの圧巻のソロにもご注目下さい。
誰もが夢見る愛の物語に、皆様もうっとりすることでしょう。


Cheer Stunts Troublemaker

作曲:Masashi Ohtsuki 編曲:佐藤博昭
SDM 佐藤あかり

長年不動の人気を誇る国民的アイドル『嵐』が2010年に発表したこの曲は、嵐のメンバーである櫻井翔が主演を務めた『特上カバチ‼』というドラマの主題歌で、自信を失くしかけた時や何もかもうまくいかない時でも、元気と笑顔を取り戻して前向きな気持ちになれるような歌詞になっています。とびきり明るくポップなこの曲は、いつも元気いっぱいに音楽を奏でる私たち吹奏楽団と、キラキラ笑顔満開のチアリーダーズにピッタリの1曲です。
吹奏楽団がはつらつとリズミカルに演奏するこの曲にのせて、総勢39名のチアリーダーズが披露する圧巻のスタンツや息の合ったダンス、そして終盤の吹奏楽団とチアリーダーズが一体となった隊形変化を見れば、皆様のテンションもMAXになること間違いなしです!皆様、楽しむ準備はできていますか?Are you ready?


Battery Stage Dies Irae

作曲:Matthew Dominich
SDM 平松佳樹

Dies iræ, dies illa solvet sæclum in favilla:
(その日は怒りの日 この世は破壊され灰燼に帰するのだ。)
teste David cum Sibylla Quantus tremor est futurus,
(ダビデとシビラの予言のとおりに。どれほど震えるだろうか)
quando judex est venturus, cuncta stricte discussurus
(審判者がやって来た時 全てが真っ向から裁かれる)

1791年、「魔笛」の作曲をほぼ終えたモーツァルトのもとに見知らぬ男が訪ねてきた。男は匿名の依頼主からのレクイエムの作曲を依頼し、高額な報酬の一部を前払いして帰っていった。モーツァルトは作曲を始めるが、病にかかり、曲を完成させることなくこの世を去ることになる。その後弟子が補筆完成させたこの曲は、世界的な有名曲となり、現代に於いても尚人気を誇る。
Dies Ire. 怒りの日。 モーツァルトの遺作とも言えるこの曲を打楽器のみで演奏します。
世界の終末を彷彿させる曲調とそれを全身全霊で表現するアクションにご注目下さい。


Main Corps Reflections

作曲:Richard L.Sausedo Perc.Arr.by Ray Ulibarri
DM 望月江里
GC 竹内亮太

第3部ドリルステージのメインを飾るのは、"Reflections"です。
作曲者のRichard Saucedoは、アメリカを始めとして世界各国で演奏されている数多くのマーチング曲を手掛けた作曲家であり、世界最高峰の大会DCIの審査員を幾度も勤めた、マーチングの第一人者です。
"Reflections"はそんな彼の曲においても高い難易度を有する曲であり、
Reflections of Form
Reflections of Sound
Reflections of Light
の3曲により構成されています。
この曲の特徴である変拍子が作り出す独特のリズムと、時に激しく、時に静かに、時に明るく、様々に表情を変える曲調は、皆様を鮮やかなドリルの世界へと引き込むことでしょう。
ドリルステージのメインを飾るに相応しいこの曲を、メンツとカラーガードの迫力の演技でお届けします。
29名のメンツと7名のカラーガード、楽器も姿も役割も性格も違うけれど、全ての個性が集まって、今日の一つのステージが完成します。誰一人、一瞬たりとも見逃すことなく、その演技をご覧下さい。 当吹奏楽団本年度最後の演目、私たちの持てる力全てで表現します。どうぞ最後までお楽しみ下さい。