活動報告

神宮観戦記 対明治大学第二回戦


春季リーグ第1カード対明治第二回戦。


前日の天気が嘘のように淡青の空が広がり気温が高くなる中、あと一本が出ず悔しい敗戦となった前日の雪辱を果たすべく第二回戦が始まりました。


明治大学の先発はプロ注目の蒔田選手。対する東大の先発は平田選手。初回、明治のリードオフマン飯森選手に四球を与えるも捕手の和田選手が盗塁を阻止。この流れに乗りたかったものの続く二番直井選手の長打、四番上田選手のタイムリーで先制点を奪われます。しかし、それ以降2回、3回と伸びのあるストレート及びキレのある変化球で強力明治打線を抑えていきます。一方野手陣は蒔田投手の伸びのあるストレート、コーナーをつく丁寧なそして粘り強いピッチングに苦戦します。4回、ここまで好投を続けていた平田投手でしたが四球とエラーでピンチを招き、二連続タイムリーでリードを3点に広げられてしまいます。これ以上点差を広げれられない東大は5回以降エース鈴木投手にスイッチ。先頭宗山選手にヒットを許すもその後は持ち前のコーナーを丁寧につくピッチングそして緩急を駆使して明治打線から凡打の山を築きます。結果的に5回を投げ二安打無失点とロングリリーフの役目をしっかり果たします。反撃のののしろをあげたい東大は5回、一番からの好打順、ヒット、四球でノーアウト満塁の大チャンスを作ります。ここで打席に立つのは4番別府選手、ゲッツー崩れの間に今季初得点となる1点が入りましたが、あともう一本が出ず、ここ止まりとなってしまいます。その後、幾度となくチャンスを作るも明治の粘り強い投手陣に最後の一本が出せず一回戦と同じく3-1の非常に悔しい敗戦となってしまいました。


春季リーグを経験し、しだいに神宮応援に慣れ周りを見る余裕ができてきたこの頃、東大の応援席を一望すると三パートの一人一人が役目を果たすべく動いているのがありありと伝わってきました。しかし、夏季強化合宿の疲れもあってか、いつもより沈黙の時間が長いようにも感じました。今週の対早稲田戦ではそ、の疲れを払拭し明治戦よりも更に熱のこもった応援を心がけ、必ず勝利を掴みたい所存でございます。



吹奏楽団一年 谷本善睦